純生ロールで一世を風靡をした多摩市ケーキの名店『グラン・クリュ』。食べログ「多摩・聖蹟桜ヶ丘ケーキランキング」では常に上位にランクインするケーキ屋さんです。9年間親しまれた「多摩センター駅店」は2016年4月30日で閉店になりましたが、現在はパルテノン多摩近く「青木葉通り本店」に行けば絶品ケーキに会えますよ(*^^*)秋といえば、やはり栗!今回は『グラン・クリュ』のおいしいケーキで秋を満喫してきました。
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まるでおとぎ話に出てきそうな空間
青木葉通りを走ると見えてくる看板。この葉は、マロニエなんですって。フランスパリと言えばやっぱりマロニエですね。すてき。
まるで隠れ家レストランのような佇まい。店名の「グラン・クリュ(grand cru)」は、ワインの「特級畑」を意味しているそうです。オーナーの石塚伸吾氏がワインが好きということと、この多摩の環境がとても上質な空間でまさに「特級」の名にふさわしいという理由もあるそうです。
オープンテラス席。まるでおとぎ話に出てきそうな空間ですね。
美味しそうなケーキを前にまた迷う
美味しそうなケーキを前にいつものごとく迷いに迷う^^;(でも楽しい♪)和栗のモンブランが始まっていましたヾ(o´∀`o)ノワァーィ♪それに大きいぶどうのタルトも。やっぱり秋はいいですね。
タルトタタン発見!これは迷わず購入です。
純生ロール。卵の黄身の濃厚さと、甘すぎずスッキリやさしい純生クリーム。ふんわりしっとり。これは言葉にならないですね。おそろしいことにいくらでも食べられちゃう(^_^;)
栗そのもの!和栗のモンブラン
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和栗のモンブラン。毎年9月中旬くらいから始まるそうなんですが、今年は9月17日から。グッドタイミングで来店できてラッキーでした。
栗は熊本県産のもの。熊本10年在住のワタシとしてはうれしい限り。
断面。これは・・栗の風味云々ではなく、まさに極上の栗そのものを食べているかのようです。和風とも洋風とも言えない本当に素直な栗そのもの。美味しくて黙って食べてしまいました。ヤバいです。モンブラン好きのワタシの中のランキングが大幅に変わりそう。(っていうか変わりました^^)
タルトジュール&タルトタタン
「ふじみのり」という品種のぶどうを使ったタルトジュール。ぶどうの粒が大きい!ものすごくジューシーで甘ーい(●^o^●)ぶどうの果汁があふれてくるので、購入したらオープンテラス席で食べるか、どこにも寄らずに帰宅してすぐに冷蔵庫に入れて、できればすぐに食べることをおすすめします。
断面。実は、購入後に買い物をしたりして帰宅したら、保冷剤をしっかり入れてくださっていたのにもかかわらず、少しだけフニャ~ンとなっていたんです(T_T)それでも鮮烈なおいしさでした。
タルトタタン。大好きなスイーツです。タルトタタンは型の中にバターと砂糖で炒めたリンゴを敷きつめ、その上からタルト生地をかぶせて焼いたフランス菓子。
19世紀後半、パリ南方のソローニュ地方にあるラモット・ブーヴロン(Lamotte-Beuvron)に、タタンという名の姉妹が小さなホテルを経営していました。ある時、りんごのタルトを作っていて、焼く時にうっかり間違えてタルト生地を入れ忘れてしまいました。型の中にりんご、砂糖、バターだけを入れて焼いてしまい、仕方なく、途中で上から生地をかぶせてみたら、意外にも、底にたまったお砂糖がキャラメル状になってりんごに染み込んで、なんとも香ばしいすてきな味になっていたのです。それ以来、このお菓子は、最初からそのようにして焼くようになり、タタン姉妹のタルトということで、タルト・タタンと呼ばれるようになりました。
うっかり間違えた結果がこんなに美味しいお菓子になるなんて、まるで神様のイタズラみたい( ´艸`)
断面。『グラン・クリュ』さんのタルトタタンはタルト生地というよりサクサクのパイ生地ですね。キャラメリゼされたリンゴが甘すぎずさわやかで美味しい。
まとめ感想
今回は期せずして秋満喫のひとときを楽しませていただきました。栗、ぶどう、りんご。どれも美味しい秋の実りですね。個人的には和栗のモンブランの美味しさにハマりそうです♪
多摩センター駅からは少し離れていますが、パルテノン多摩や、多摩中央公園の緑あふれる中を散歩しながら出かけるのもいいかもしれません。
店舗と駐車場情報
東京都多摩市落合3-11-2
042-376-0141
多摩センター駅から徒歩20分
営業時間 9:30~19:30
定休日 月曜日
駐車場 有(店舗横道はさんで隣の旧店舗裏)
お店HP http://www.kanto-cake.com/tokyo/grandcru/
※2016/9月現在の情報です。