グルヌイユ｜まるで隠れ家！八王子の自家製天然酵母パンP1台

自家製天然酵母パンとおかしのお店グルヌイユは、八王子市下恩方町、高尾駅の先にあります。地元の人でない限り、目指して行かなければたどり着けないようなパン屋さんでまるで隠れ家のよう。ちょうど紅葉のシーズン、葉が赤や黄色に色づき始めた並木のトンネルに目を奪われながら向かいました。とても素朴なパン屋さんで、ひとたび足を踏み入れたら、やさしく包みこむような豊かなパンの香りにうっとりすること間違いなしです。

一軒家のパン屋さんグルヌイユ

グルヌイユは木・金・土曜日の週3日のみの営業。ずっと行きたいと思っていてやっと実現しました。金曜日のお昼に到着しましたが、「あれ？店はどこ？」状態に(^_^;)Googleマップをナビ代わりにしていますが、グルヌイユの手前で「目的地に着きました」的なアナウンスがありナビ終了。

キョロキョロしているとちょっと先に看板を発見！この看板が目印で、ここを曲がってすぐ見えてきます。

何も書いていなければここがパン屋さんだとは思えない佇まい。「お気軽にお入りください」のメッセージがホッとさせてくれます。駐車場は1台分、大きいクルマでなければ停め方次第で2台停められるかな？という感じです。

店内はパンの香りでいっぱい

味のある引き戸をカララと開けると、2人入ればいっぱいになるこぢんまりとした可愛らしい空間が。そしてパンを見るよりも先に豊かな香りに包み込まれ「うわーすごい！いい香り～♪」。これが第一声になりました。

香りの出どころを探すかのように上を見ると、ココロがホッとするような画が目に飛び込んできます。奥に見える籠は「配達用なんですよ」と笑顔でお話しくださいました。きっとこの方がオーナーの金光さん。とても感じの良い気さくな方で、ついついおしゃべりをしてしまいます。

ショーケースに並ぶ大切に焼かれた自家製天然酵母パン。

グルヌイユでは干しぶどうから起こしたぶどう酵母、国内産の小麦粉、有機栽培のくるみやドライフルーツを使い、安全で噛みごたえのあるパンをつくっているとのこと。極力オーガニックの素材を使っているそうです。

天然酵母のハード系パンって酸味があったり固かったりして食べづらい・・というイメージがありませんか？実はワタシもかつてそう思っていたことがあります。もちろん、それが大好きなら何も言うことないんですが、それが苦手だという声もよく見聞きします。グルヌイユのパンはそれを覆してくれる美味しさですよ。

「グルヌイユ」とは、オーナーである金光さんの好きな「カエル」をフランスの言葉で店名にしたもの。お店の近くに「もりあおがえるの道」という場所もあるそうです。上の画像のプライスカードに「カエル」のイラストが。店内にもカエルの置物が並んでいます。お会計の時にお金を入れるトレーまでがカエルでした。ご友人から贈られたものだそうです(*^^*)