東京都檜原村のパワースポット、藤倉春日神社を参拝してきました。檜原村には春日神社が3社あります。その中のひとつ、藤原と倉掛の2つの地区の鎮守である藤倉春日神社へ。この神社の魅力はなんと言ってもご神木である巨木。この巨樹を見るだけでも行く価値があると思います。そして、社殿の天狗のような面も大迫力です。今回も原付二種スクーター(NMAX・PCX)で夫婦ツーリング。
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北秋川上流に位置する
東京都西多摩郡檜原村を流れる秋川。多摩川最大の支流とも言われています。源流の三頭沢~南秋川、本宿で北秋川を合わせます。あきる野方面から地図を見ると、檜原街道に沿って南秋川が流れており、本宿で北秋川と分かれるような印象です。
北秋川は、都道205号水根本宿線に沿うように流れており、今回の藤倉春日神社はその北秋川の上流方面に位置します。
途中には、払沢の滝や、時坂峠(とっさかとうげ)、大嶽神社(里宮)、神戸岩などなど見どころ、パワースポットがいっぱいで全てに立ち寄りたくなってしまいます。いや、実際に欲張って立ち寄ってみようと思ったら払沢の滝だけでかなりの時間を費やしてしまいましたけど^^;さらに、北秋川上流方面にも見どころやツーリングスポットが目白押しです。
藤倉春日神社 ご祭神
藤倉春日神社は、都道205号水根本宿線の最奥部の藤原にあります。藤原と倉掛の2つの地区の鎮守として信仰されてきたため『藤倉春日神社』(中組春日神社)と呼ばれているそうです。
創建の年代は明らかではないそうですが、永禄3年(1560年)に再建されたと伝えられているそうです。
主たる御祭神は、
天児屋根命 (あめのこやねのみこと)
大山祇命 (おおやまつみのみこと)
猿田彦命 (さるたひこのみこと)
武甕槌命 (たけみかづちのみこと)
伊奘諾命 (いざなぎのみこと)
伊奘冉命 (いざなみのみこと)
多摩の神社準備室より
社殿にはとても大きな天狗のようなお面が。圧倒される存在感。
天狗のように見えるのですが、ご祭神である「猿田彦命」かもしれません。猿田彦命は、『古事記』および『日本書紀』の天孫降臨の段に登場する神で、天照大御神に遣わされた邇邇芸命(ににぎのみこと)を道案内した国津神。
藤倉春日神社 圧巻の巨木
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この神社の魅力はなんと言ってもご神木である巨木。この巨樹を見るだけでも行く価値があると思います。
藤倉春日神社は、深い山に囲まれ、山の斜面に凛と建つ神社です。ひときわ目を引くのがご神木である巨木。
いつの時代からここに存在しているのだろう…と、悠久の時の流れがカラダの中を一気に吹き抜けるような感覚。
ご神木は、杉と楠(正確にはクスノキ科のイヌグス)の巨樹で、どちらも檜原村の天然記念物に指定されています。ただ、楠の方は、根元は残っていますが、すでに枯れてしまっているようでした。でもその存在は見事!杉と楠の大きな根が絡み合っているような感じで、しばし時を忘れて見入ってしまいました。
在りし日の姿は、苔むした全体で風格のある古木だったそうです。その姿を目の前で見られないのは残念でした。
ご神木である巨木も圧巻なのですが、春日神社からの景色も凄い。絶景ですよ(*´ω`)動画にアップしていますので良かったらどうぞ↓
🎞藤倉春日神社【動画】🎞
藤倉獅子舞
私自身、実際に拝見したりはしていないんですが、春日神社のことを調べていくうちに「藤倉の獅子舞」を知りました。
檜原村藤原と倉掛には、天明元年(1781年)奥多摩町小留浦から伝承された由緒ある獅子舞があります。『藤倉獅子舞』は、昭和60年3月に東京都指定無形民俗文化財「民俗芸能」に指定されています。
藤倉の獅子舞は、毎年9月の第2土曜日、鎮守春日神社の例祭に、天下泰平・五穀豊穣・無病延命を祈願して奉納上演されているそうです。(※新型コロナウイルスの影響により、上演中止の場合があります。)
藤倉春日神社アクセス
東京都西多摩郡檜原村藤原9260
JR五日市線武蔵五日市駅から西東京バス藤倉行きで藤倉下車徒歩10分
駐車スペース有(1~2台分くらい)