御岳｜玉川屋～茅葺屋根の100年続く蕎麦の老舗で鴨汁そばに舌鼓P16台

青梅市御岳。ここに大正4年創業の蕎麦の老舗『元祖手打そば玉川屋』はあります。大正4年創業ですからすでに100年続いているお蕎麦屋さんで、明治時代の民家を活かした茅葺屋根の建物は今もなお現役。高水三山の登山口のそば、そして目の前は御岳渓谷。御嶽駅から歩いてすぐの場所ですから、登山やハイキング帰りに立ち寄って蕎麦を楽しむ方も多いのでしょうね。

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茅葺屋根の古民家

茅葺屋根。味があります。実はこの『玉川屋』には、15年くらい前に登山帰りに初めて訪れてから、お蕎麦がとても美味しかったのと、お店の雰囲気が好きで、数年の間は御岳に来る度に立ち寄っていたお蕎麦屋さんです。

ただ、当時はインターネットの「イ」の字も知りませんでしたし、パソコンはおろか携帯電話さえ持っていなかったので、玉川屋さんが老舗の蕎麦の名店だったなんて知ることもなく、今になって驚いています。

訪れたのは平日のお昼前。今回は登山でもハイキングでもなく、お天気が良かったので夫と一緒に奥多摩方面へドライブの途中に立ち寄りました。紅葉にはまだ早かったですけど。

入口を入ると玄関があって、そこで靴を脱いで座敷へあがります。民家がそのままお蕎麦屋さんになっているんですね。

文豪も愛した蕎麦

店内は広いお座敷になっています。壁には何やら色紙が飾られています。かつて、玉川屋さんには文豪たちがよくそばを食べにきて、太宰治と文士仲間もよく集まっていたそうです。色紙の中には、文豪たちの直筆の書もあるのだとか。

そんな文豪たちが愛した同じ蕎麦を同じ場所で時を超えて食べられるって、、スゴイ( ﾟДﾟ)

だるまがたくさん。まゆげとひげ？長い・・・。ちょっと怖い(◎_◎;)けど、この眉毛とひげの長い達磨ってとても縁起の良いものだとか。

お店の目の前は御岳渓谷。この画像では見えませんが、多摩川が流れています。すぐ降りて行けますから、お天気のいい日はお蕎麦食べた後にちょっと散策もいいですね。

みそ田楽

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ワタシは蕎麦と言ったらせいろか鴨せいろ。玉川屋さんでは、もりそばか鴨汁そば。今回は夫も大好きなみそ田楽も注文。

みそ田楽。夫婦そろってこれが大好き。蕎麦以外のメニューで、ぜんまい、山女の塩焼き、岩茸の酢の物・・と並んでいてヨダレがジュル(笑)大好物ばかりですごく迷ったけど、みそ田楽にしました。

熱々で美味しかった♪幼い頃からこれが好きで、家で作ればいいのに、不思議と山とか川とか空気のきれいな場所に来ると食べたくなるんだよね。

鴨汁そば

来ました！鴨汁そば。本鰹節を中心とした天然だしと鴨とねぎ。いい香りです。

蕎麦。御岳山を始め、近隣の山からの水でご主人が毎日数回心をこめて手打ちしている蕎麦。一見、ちょっと少なめに見えるんですが、結構量があるんですよ。

もう一枚。美しい蕎麦で香りもいい。本鰹節、鴨、蕎麦。シアワセ(*^^*)そば湯も美味しくいただきました。

まとめ感想

青梅市御岳、茅葺屋根の100年続く蕎麦の老舗『玉川屋』、いかがでしたか？今回、夫が頼んだのは、青梅生まれ「トウキョウX」肉汁そばでした。こちらも美味しそうでしたよ。

そう言えば、青梅、御岳と言えば「澤乃井」が有名ですね。蕎麦と日本酒って粋ですね。玉川屋さんの「お品書き」にも「澤乃井」がありました。お好きな方はぜひ。

佇まいも、景観もお蕎麦もすばらしかったです。ワタシにとっては懐かしい味でもありました。御岳や奥多摩は、桜や深緑、紅葉など、四季折々の趣を楽しめるところでもありますから、季節ごとに訪れたくなりますね。

玉川屋さん、美味しかったです。ごちそうさまでした。また伺います。

店舗と駐車場情報