檜原村のパワースポット、大嶽神社(里宮)を参拝してきました。今回も原付二種スクーター(NMAX・PCX)で夫婦ツーリング♪大嶽神社は「大岳神社」とも記されることもあり、その本社(本宮)は奥多摩三山、霊峰『大岳山』の山頂付近にあります。が…とてもそこまでは行けないので^^;麓にある里宮を参拝してきました。
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奥多摩の霊峰 大岳山
檜原村にある神戸岩にはよく訪れていて、とても大好きな場所です。ですが…実は、「大岳山」はもとより、山々についてはあまりよく知らないという…(^_^;)今回、神戸岩のことを調べるうちに山岳信仰のことなどを知るようになりました。
大岳山(おおだけさん、おおたけさん)は、東京都西多摩郡檜原村、奥多摩町の境界、奥多摩山域にある標高1,266.5mの山。(中略)日本二百名山及び花の百名山の一つに数えられる。(中略)古くから農業の神として、また火災や盗難の守護神として山岳信仰の対象であった。山頂付近の大岳神社(大嶽神社)は徳川幕府の江戸城守護の祈願が行われていたという。Wikipediaより
また、大岳山、御前山、三頭山を奥多摩三山と呼ぶのだそうです。
神さまは『神戸岩』から大嶽神社へ
神戸岩の由来である「神域への出入り口」といわれる場所。左右の岩壁がまさに開きかけた石の扉のようです。
その延長線上に大獄神社があるため、ここを神域への出入口と見立てられたのだそうです。神さまの通り道、神域への出入り口である『神戸岩』。神さまはここを通って大嶽神社へ…ということなのですね。とても神秘的というか、荘厳な感じがします。
✐『神戸岩』詳細記事
大嶽神社 里宮
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神戸岩から大嶽神社(里宮)は結構近い距離です。できればセットで訪れるといいかもしれません。今回、私たちはバイク(原付二種スクーター)でツーリングしてきました。
都道205号水根本宿線から入ったところにあります。メイン道路から入ると道が結構狭く、所々急こう配になっています。詳細はぜひ動画をご覧ください↓
神社も坂の途中にある…というか、神社巡りをしていて気づいたのは、古くから山岳信仰がある神社というものは山に在るものなのだからそれが自然なのですよね。
手水舎。ここに流れる水は沢の水を引いているのだそうです。
澄んでいてとてもキレイなお水でした。
「大嶽神社」の文字。
大嶽神社の本社(本宮)は、大岳山の山頂付近にあります。ここ里宮は、遙拝所として山麓に祀られたもので、現在の祭祀はここで行われることが多いのだとか。
主たる御祭神は、「大国主命(おおくにぬしのみこと)」「少彦名命(すくなひこなのみこと)」「日本武尊(やまとたけるのみこと)」「広国押武金日天皇(ひろくにおしたけかなひのすめらみこと)」「源家康朝臣(みなもとのいえやすあそん)」です。
大嶽神社のことをもっと知りたくていろいろと調べるうちに、「武州三峰山の歴史民俗学的研究」の著者である西村敏也さんの「檜原村の狼信仰」(※注:PDFがダウンロードされます)という文献を発見。
明治時代までは、実際にニホンオオカミが多く棲息していた地域ということから、狼にまつわる伝承も多く、檜原村では一般的に崇められる狼のことをオイヌサマと称しているのだそうです。主に「臼杵神社」について書かれていましたが、「大岳神社の狼信仰」についての文献もあり興味深く拝読いたしました。
上の画像の右にかわいらしい像が見えます。
これがきっと、山の神の使いと言われる「オイヌサマ」なのですね。
神社でよく見るコレは何?
これは「六葉金具」というもので、柱などに打ち付けた釘の頭を覆う「釘隠し」なのだとか。よく見るとハート型の穴がありますよね。このハート型、神社巡りをしているとよく見るもので、最初は単純に「わぁ♪ハート型見っけ!」なんて喜んでいたのですが、実は魔除けの意味があるのだそうです。
このハート型は「猪目(いのめ)」と言って、イノシシの目を意味する文様。この猪目は古くより魔除けのために使われているのです。
🎞動画🎞
『鬼滅の刃』嘴平伊之助の出身地
いきなり『鬼滅の刃』?と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。『鬼滅の刃』は爆発的な人気を博した漫画で、アニメーション映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の興行収入が、スタジオジブリの「千と千尋の神隠し」を抜いて国内で上映された映画の歴代1位に!
「千と千尋の神隠し」が大好きな私としてはビックリ( ゚Д゚)!!でも、鬼滅ファンでもありますのでうれしい限りですよ。
その『鬼滅の刃』の登場人物「嘴平伊之助(はしびらいのすけ)」の出身地がなんと「大岳山」なんです。大岳山とイノシシに育てられた伊之助。なんとなく繋がる感ありますよね。
『鬼滅の刃』原作の中で、音柱「宇随天元」との会話で、天元が自らを「祭りの神」と名乗ったのち、伊之助が「俺は山の王だ」と名乗るシーンがあります。大岳山は古くから山岳信仰の対象であり、言わば「山の神」。作者の吾峠呼世晴さんは、そういったところからインスピレーションを得たのかな?なんて勝手に想像しております(*´ω`)
ちなみに、主人公の「竈門炭治郎(かまどたんじろう)」の出身地は「雲取山」で、「大岳山」からあまり離れていない場所に位置しています。(って言っても山ですから、かなり離れていますが^^;)
ランチは檜原村天空の里まいたけ
檜原村は美味しいものが多いところでもあります。中でも蕎麦は美味しいお店が多いので迷うところ。大嶽神社(里宮)の近くにも美味しいお蕎麦屋さんがありますが、この日は檜原村の入り口にある「玄庵 檜原」さんでランチにしました♪
檜原村は舞茸がとても美味しい。いろいろなお店でいただくことができますが、「玄庵 檜原」さんの舞茸の天ぷらも絶品でした(*^^*)
✐手打ちそば【玄庵 檜原】詳細記事
大嶽神社(里宮)アクセス
〒190-0211 東京都西多摩郡檜原村8189
武蔵五日市駅 西東京バス藤倉行「白倉」にてバス下車、徒歩
駐車場:無し